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【カバ】

ぐうていもく

偶蹄目・カバ科

英名 Hippopotamus

学名 Hippopotamus amphibius
カバ
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英名のHippopotamusは、ギリシャ語のHippo(馬)potamus(河)を合わせた言葉です。日本名はこれを訳し河馬(カバ)と呼ぶようになりました。生息地はアフリカの北部を除く河や湖に生息し、夜間は水辺から出て草原で草を食べます。野生では数頭の群から多くなると数十頭の群を作ります。水中生活が長いため魚を食べていると思われがちですが、完全なベジタリアン(草食)です。体重は大人のオスで2〜3.2トン、メスは2トン前後だと言われています。寿命は野生で45年、飼育下で50年ほどです。体の部位も水中生活に適応した進化をしていて、耳も水が入ってもプルプルと振って水を出すことができます。また、特徴的なことは目、鼻、耳が顔の上部で一直線に並んでいるのです。これにより顔の一部を出すだけで周りの状況を確認し、呼吸をすることができるのです。また、5分ほど水に潜ることができます。オスの特徴としては、短いしっぽで糞をとばして臭い付けをしてなわばりを示します。メスの妊娠期間は約240日で通常一頭の子供を産みます。交尾、出産、授乳の多くを水中で行う珍しい哺乳類です。水中ではほとんど泳ぐことはなく、水の底を歩いて移動します。
 
 
 

名前はハグラー、1987年アメリカはサンフランシスコで生まれました。臆病なカバにしては何ごとにも動じず、どっしりと構えた大黒柱です。好物はイモやニンジンの根菜類や果物です。しかし、当園で与えるものの中で一番すきなのはなんと言っても「おから」です。まとめて餌を置いておくと、何よりも先に食べてしまいます。その食べ方も豪快で、口におからを含むと頭を上下に振りながら食べます。このハグラーは1歳で日本に来た時に大事件を起しているのです。海外から来た動物は一定期間検疫所で検査をされますが、なんとその検疫所から逃げ出したのです。そして3日間、横浜の運河で自由を満喫したのでした。日本の川を泳いだカバはハグラーだけではないでしょうか?3日後に陸に上がって寝ているところを捕獲されましたが、その際に両目の上を一部すりむいてしまいました。現在でも、その痕がうっすらとピンク色になって残っています。
ハグラーおからが大好き!  
  ミミ
名前はミミ、1986年徳山動物園で生まれました。石橋を叩いてわたる性格で部屋から出るとき、餌を食べるとき、部屋に帰ってくるとき、いかなる時も一緒に暮らしている娘に先に行って確認してもらっています。とてもカバらしい臆病な性格です。そのため外のプールに出ている際に知らない車が近くを通ったり、大きな音がすると怖がってプールから上がってきません。こうなると声を掛けても、大好きなサツマイモをあげてもプールからは出てくれません。しかしとても子育ては上手で、生まれたての赤ちゃんが泳ぐのをそっと手伝ってくれる、優しいお母さんです。
 
 
モモコは、1997年にハグラーとミミの間に生まれました。とても、おてんば娘で朝一番に外に出てご飯を食べ終わると、プールで波をたてながら豪快に遊んでいます。また、顔がまだ比較的小さいためプールの周りに植えている植栽を鉄柱の間から抜いて食べているのがしばしば目撃されます。お客さんからは「かわいいー!」と声が上がりますが、担当者としては複雑な心境です。好物は両親と同じで根菜類や果物おからを好んで食べます。両親と異なる行動は、まだ若いためかよく放飼場を走っています。顔をよこに振りながら走る姿はとても愛らしいものです。
ミミとモモコ  
 
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