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【クロサイ】

きていもく
奇蹄目・サイ科

英名 Black Rhinoceros

学名 Diceros bicornis

 

クロサイ
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 南アフリカ、ナミビア、ケニア、タンザニアに分布しています。野生での生息数は、30年前には約3万頭いたのが、現在では2500頭にまで減少しているのがわかっています。サイの角は、薬や短剣の柄として用いられ、密猟による数の減少が大きな問題となっています。
 成獣では体重が1.2〜1.8トンほどになり、寿命は、野生では40年前後で飼育下では約45年です。サイは視力が弱く、30mも離れると物の識別ができないといわれ、その代わりに聴覚と嗅覚がよく発達しました。クロサイの口の先端はシロサイと異なり尖った形をしていて、上くちびるの先は自由に動かすことができ、木の枝や葉などを食べるのに適した形をしています。基本的には単独生活を送っていますが、一時的にしばしば小さな群をつくり、得にメスと若者ではその傾向が強いようです。

 
   
 

 2005年に横浜市の金沢動物園からメスのクーがやってきました。そして2007年に広島市の安佐動物公園からオスのストームがやって来ました。
 搬入当初にクーはやや神経質なところが見られましたが、今ではこちらの環境のすっかり慣れてくれました。ストームは母親の母乳の量が少なかったため、その不足分を飼育係からもらって成長しました。一時は入院したこともあったそうですが現在のストームをみていると想像できないくらい元気です。2頭とも人なつっこく、体を手やブラシで触ると容易に座ってくれるため、毎日の体のケアにも役立っています。
クーストーム
 
 
左がクー、右がストーム
 2頭の見分け方は角の大きさで簡単にできます。根元が太く長い角を持っているのがオスのストームで、逆に細くて比較的短い角をしているのがメスのクーです。ご来園した際には個体識別してもおもしろいと思いますよ。
 
 

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