| |
【アジルテナガザル】
れいちょうもく
霊長目・テナガザル科
英名 Agile Gibbon
学名 Hylobates agilis |
|
 |
クリックで大きい写真へ |
|
|
|
| |
| マレー半島やスマトラ中央〜南部、ボルネオ島南西部の熱帯雨林で暮らしています。木の実や果実を主食とし、ほとんど地面に下りることのない樹上生活をしています。体の色は個体によって淡褐色から暗褐色、黒に近いものと様々で、四肢の先端は黒色をしています。近年、生息域である熱帯雨林が開発のため、伐採や農地などに変えられ、数が減りつつあります。また、ペットとしての密猟なども後を絶ちません。 |
|
|
|
|
| |
|
|
| |
| とべ動物園では、現在メス1頭(推定6歳)のアジルテナガザルを飼育しています。名前をフィフィというこのアジルテナガザルは、1998年7月15日にとべ動物園に来園。この時で推定生後半年ほどの大きさでした。そのため、来園当日からキーパーが親がわりになりミルクを与えて育てました。 |
|
 |
|
|
| |
|
| なぜ、このフィフィがとべ動物園にきて、なぜ母親がいないかというと、実は同じ年の5月27日に、東京にある成田空港で「ワシントン条約」に違反する動物として保護されたサルなのです。みなさんも一度は聞いたことのある「ワシントン条約」というのは、「絶滅の危機にある動物や植物などを自由に国外に出してはいけない、または国内に入れてはいけない。」という法律です。フィフィはおそらく、インドネシアで密猟され、商店でペット用に売られていたのだと思います。それを買った日本人が知ってか知らずか日本に持ち帰り、成田空港の税関で保護されたのです。現在も日本はペットブームで、こうした条約違反の密輸が後を絶ちません。そして、こうした形で日本に持ち込まれた動物は、生まれ故郷の国に帰すこともできないため、日本の動物園で一生を過ごすことになります。フィフィのような動物がこれ以上増えないようにしなければいけません。 |
|
|
|
| |
園内地図から来られた方は、ブラウザの「閉じる」ボタンでブラウザを閉じてください。 |