今月のアイドル動物


今月のアイドル動物は、(アイドルだった)ハナ子一周忌にあててです。


 ハナ子が亡くなってから早いもので一年が経ちました。
 一周忌を記念して、ハナ子を想う一般の有志の方々から普賢象桜(フゲンゾウザクラ)という桜を植樹していただきました、この場をお借りしてお礼申し上げます、ありがとうございました。
 この象の名のつく桜の成長と共にハナ子を想いおこすことができることと思います。どんな花が咲くのか楽しみです。(インドゾウ舎外周柵内西側)
 単独生活のゾウになった太郎についてたずねられたら『大丈夫、元気です』と言いたいところですが、精神的な部分で心配も多く、正直なところ今後も心配があります。小心者だったゾウが輪をかけて怖がり屋さんになったように思います。やはりハナ子にかなり頼っている部分があったのでしょう。たとえばカラスやスズメに驚いたり、水の音を気にしたり、昔はもっと強気な面もあったのですが…。

普賢象桜と太郎
在りし日のハナ子
 ゾウはゾウ同士で人の耳には聞き取る事のできない低周波で会話をするのですが、おしゃべりだったハナ子がいなくなり、会話をする相手が人しかいないため、人に対しても以前より穏やかな表情を見せるようになりました。そこで少しでも一日の生活の中で、食べる楽しみやゲーム的な遊びなど、共に過ごす時間を多く持ち、太郎のストレス軽減や精神的ケアーをすることを心がけています。そのあたりが今後の課題であり、現在の大きな仕事でもあります。
 最後に。
 昨年7月11日、ハナ子と最後に見た青い空と真っ白な入道雲がまだ昨日のように脳裏に焼きついています。この時期が来るたびに、彼女を想いおこし、それを1つのエネルギーにして、いい意味で動物飼育に従事していきたいと思います。
 
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