子どものお腹にはメスの特徴である小さな袋（育児嚢）がついていてメスであることを確認しました。今は袋から毎日のように顔を出し、時には袋から出て兄のトミーとじゃれ合っています。来園者がカメラを向けると慌ててお母さんの袋の中に逃げこむこともありますが、少しずつ周りの環境にも慣れていくところです。

アカカンガルーの放飼場では、オス同士が力比べのボクシングをするくらいで、年中平穏に暮らしています。こんなのどかな群れの中に誕生した小さな妖精のようなクットちゃんは来園者の人気者です。日中は寝転んでいることが多いのですが、よーく観察しているときっとかわいいしぐさを見せてくれるはずなので、根気強く探してみて下さい。