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2009.06.28更新

●フンボルトペンギン“2年振りの繁殖”!!

  現在とべ動物園では、オス13羽、メス9羽の計22羽を飼育しています。今年の4月7日に、待望の赤ちゃんペンギン1羽が孵化しました。2年振りの事ですが、現在とべ動物園には7組のフンボルトペンギン夫婦がいます。毎年どの夫婦も卵を産んで温めます。しかし、繁殖制限(近親交配等、血統管理のため)を行なっているため、昨年は繁殖を中止していました。しかし、昨年末から病気等で死亡し数が減少したため、今年は繁殖させる事にしました。孵化後、2ヶ月程経過し、かなり大きくなっています。体重も推定2kg近くで、もうそろそろ巣箱から出てくるのでは?日中も大きな声で“ピ−ピ−”とエサをねだって鳴いています。皆さんもペンギン舎の前を通る時には、耳をすまして聞いてみて下さい。大きな声のする方に赤ちゃんペンギンの姿が、見られるかも知れませんよ!

●さよならミミゲ

 当園で飼育していたメスのドールが5月31日に死亡しました。死因は肝腫瘍です。年齢も13歳と高齢でした。
 性格は臆病な上に慎重で、飼育をするにはかなり気を使う子でした。その反面誰かを頼って近くにいることで落ち着いたりする、少し変わった面も持ち合わせていました。担当者が室内で仕事をしていると、トコトコと近くまで来てその近くで丸くなって寝ていました。もちろん檻越しにですが、近くに来られるギリギリの所まで来ていました。
体調の不良が表面化してきた頃又は時期は、室内と運動場の行き来もゆっくりと時間をかけてしていました。ですが亡くなる数日前まで運動場での日向ぼっこは欠かしませんでした。
 私が彼女に携わったのは一年とちょっとで短い期間でしたが、老齢個体の飼育や治療を行うことは飼育係としてこの上ない経験値となり、今後の飼育に大いに役立てたいと思います。悲しいことではありますが、彼女からもらった貴重な体験を活かし、他の動物に心血を注ぎたいと思います。
 彼女が一番頼りにしていたのは既に亡くなっている旦那さんの「ウロ」でした。1人で寂しかったウロもミミゲも今頃どこかで仲良くしていることでしょう。

●No.1♀のエリさん、ご出産

 サル山に今年も赤ちゃんが誕生しました!お母さんはエリで、昨年に引き続いての出産です。
 生まれたのは5月20日に生まれた赤ちゃんは、オスで「イルカ」と名付けました。2日後にはくっついていたへその緒もとれ、5日後にはすでにお母さんのそばでヨチヨチ歩く姿も見られるようになりました。
 実は、このエリ母さん、群れのメスの中で体格もよく一番強い「No.1♀」です。まわりのみんなは、赤ちゃんは気になるけれど、お母さんがちょっとこわいし・・・といった複雑な顔で見守っています。ヨチヨチ歩いてこられると、お母さんを警戒して逆に逃げてしまうものもいたり・・。
 もう少しすると、今度はお母さんの背中に乗って移動する姿や年の近い子どもたちと遊ぶ姿も見られるようになります。
 ぜひサル山で親子を探し、赤ちゃんの成長ぶりとまわりの大人たちの様子を観察してくださいね。


 
 
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