和の空間モンキータウンタイトル
 

第18号 2007.02.06更新

   モンキータウン 来園者と霊長類様の関係!? その2
 
 1月25日にマントヒヒのメメ(6産目)が、28日にはベニガオザルのミミ(2産目)が出産をし、現在のところは親子共に順調です。しかし、しばれる季節のためか?親の抱き方や子の握り方が夏に比べ絆が強いようで、観察には苦労しています。
メメ親子
 
ミミ親子
 ボンネットモンキーのガロ(初産)も妊娠後期のため近日中には・・・上手く生まれ子育てしてくれると「2007ザ・ベストモンキータウン1・2・3」になります。
 前回から始まった「来園者と霊長類様の関係!?」シリーズを見ていただき、是非、生を受けた子ザル達に愛ある交流を期待し、今回シリーズ第2弾「モンキータウンにあるエサの自動販売機」をスタートします。
 
 現在、モンキータウンには3台のエサの自販機があります。
 オ−プン以来の設置で20年の歴史があり、多くの方が利用し思い出作りに一役買ってくれています。
 しかし、この自販機の設置目的が一般来園者に伝えきれてない現状があり、モンキータウン20周年を機に反省・改善する時期がきているように思います。今回のレポートで、皆さんには現状の一旦を知っていただき、霊長類たち・来園者にとってプラスな環境作りをしたいと思っています。(1月31日現在モンキータウン霊長類23種90頭)
モナカ購入
 
モヤカやり
 平日は大きな問題はないのですが、週末は来園者の増加で必然的にエサ販売が増えるため、霊長類たちの負担はアップし、リスクは大きくなります。そのため、いつもよりも観察のポイントを増やし、対応はしていますが、種・個体によってのかたよりも見られ難しい状況です。(2006年度 1日最高売り上げ 5月4日1236個)
 
 来園者の中には、あげることに集中しすぎて観察どころではありません。多い方は数多くのエサを一度に購入し、ゲーム感覚な霊長類との交流が見られます
 中にはココとばかり?親の威厳も子供に見せるため、霊長類のテリトリーである人止め柵にまで入って誇らしくやっている親も見られます。(モンキータウンの人止め柵は高さ約80cm 幅180cm)
来園者とサル
 
モナカ
 これまで現場としては、それぞれの群れの事情をお伝えしたり、ガイドで理解を求めるなど様々な試みをしてきましたが、歴史は大きな壁を作っております。
 しかし、これにめげず前進あるのみで、地道な活動ではありますが、モンキータウンに来られた来園者へ個々の交流をしながらプリント配布することが急務です。
 又、エサの売り方にも工夫が必要で、季節変化に応じての数の調整や、現在使用しているサル用ペレットから低カロリーのエサに切り替えすることも必要でしょう。(モナカのサル用ペレット4個がはいっている)
 

 また、以前よりクレームのひとつである「投げてもケージの中に入らない」ことについては、与えるものすべてが口に入らないのはサル達にとってはせめてもの救いですが、買っていただいたものが無駄になるのも良くありません。例えば筒のようなものを設置する案もありますが、優位なサルが陣取り栄養障害は目に見えています。(現状の対応としてはケージの上に投げるかサル山でのエサやりが確実でしょう)

モナカの残り
 
ノートへの感想
 親子づれが笑顔で霊長類を見ている姿は私にとってはエネルギーになります。しかしその反面、ルールを無視した自分さえ良ければの一部の大人の行動は、子供達には決していいものではないと思います。将来この子供達が親となった時、動物園での楽しみ方がエサやりだけでは悲しいことです。
 そうならないためにも、次回3月は「モンキータウンでの楽しみ方」についてお話します。いよいよ「和の空間モンキータウン」もファィナルです。お楽しみに!!
 
☆「♪HAPPY BIRTHDAY TO〜 サル大好き」1月の報告
シャドー
―1月の誕生日ザル クロザル♂シャドー 89年1月8日 横浜野毛山ZOO生まれ―
 アフリカストリートのライオンの赤ちゃん(♀ デージー)がモンキータウンで暮らすようになり、シシオザルは一番の被害を受けているようで「わしらの立場はどうなるんだ」とぼやいている中、シャドーの生き様ガイドを行いました。しかし、デージーのお散歩時間と重なりガイドはさっぱりでした。新居浜市からの来られた一家族でしたが、このガイドは「量より質」が特徴!?なのです。
 
 

☆2007年2月12日(月・開園日)11時30分〜
                     
 ムーアモンキー舎前に集合

 

―♂ゴズ(ムーアモンキー) 95年2月13日 とべZOO生まれ―
 サル大好きガイドの最後を飾っていただくのはムーアモンキーの♂ゴズです。ゴスは相方の♀セレバス(01年1月11日死亡 10歳)が死亡後、ストレスによる自咬癖に苦しんでいます。また、同居している♀アムーは、性成熟を向かえ初めての発情に情緒不安定です。そんなてんわわんやの中、愛すべき霊長類ゴズ様の生き様ガイドをします。
 2月期間中、2月13日が誕生日の方と、ゴズのことに夢中になってくれる方?にプレゼントを用意しています。管理事務所まで来てネ!?

ゴズ
   
 
文  竹箇平 昭信 
   
   
 
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