和の空間モンキータウンタイトル
 

第5号 2005.12.12更新

 
                      純白の子宝・・?
 サルたちに落ち葉のプールを楽しんでもらおうと思い山で落ち葉を拾っていると晩秋から初冬のうつろいを強く感じました。これからしばらくは本格的な寒さと仲良くしていこうと心に決めた日ベニガオザルの出産がありました。
 
 11月5日に出産したメスのミミ(5才)は、初産のためトラブルも予想もしましたが、朝、確認した時は、仔はミミの体毛を小さな手でしっかり掴み、ミミは初産らしく?ややぎこちなく強めに抱いていましたが、頼もしさも感じ、ミミの母乳にまかせることにしました。
 しかし、担当者としてはうれしいのは、その瞬間だけで、その後は寒さのことやオス親ココ(6才)の経験不足?からくる、メスに対する厳しいチェック、又、オスのベニー(2才)は、若ザル特有の誇示行動もあり、純白の幼児体色は本当に守られる色?なのかと考えたこともありました。しかし、心の支えはあったんです!それはミミの親であるメス親ミキの存在です。
ベニガオザルのミミ
 
クレナイ
 ミキは、神戸の王子動物園生まれの現在28才。95年1月17日には、あの阪神大震災を経験し、その年の9月13日にとべ動物園にオスのクレナイと共にやってきました。(伝説のサル クレナイ(27才没)のええ話は次の機会に・・・)
 
 ミキのお腹は、これまでの出産の勲章で中年腹がシンボルですが、やはり存在は大きいもので、ミミが妊娠前する前には、身を持って子育てを伝授し、それが今回の成功に繋がっています。また、ミミの子育ては、日々安定していますが、ミキに言わせば「まだまだヨ」って感じで、時には、私も抱かせてと仔を取り合いする姿は心強くほほえましいものです。
 ミキの性質の好さは、やはり王子動物園の飼育スタッフの真心の表れでしょう。この性格の好さを、新米パパのココやミミが引き継ぐことができるよう頑張ります。
子育て上手?
 
ぼくに会いに来てね!
 ところで仔(オス)の名前ですが、ベニガオザルの故郷の一つである中国語4つの候補から選びました。毎週とべ動物園の魅力を伝えてくれている「とべとべZOO」(テレビ愛媛)担当の高山アナに選んでもらい、「好」(ハオ→元気・好ましいの意味)にしました。寒い中おしくらまんじゅう状態のベニガオザルですが、「好」を見つけられるかな?「好」に逢いに来てネ。
   
 
文  竹箇平 昭信 
   
   
 
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