愛媛県立とべ動物園

飼育日記

コウモリてんこモリ

2012年07月26日

【その1】コウモリの赤ちゃんご紹介の巻

保護されたコウモリの赤ちゃん

これ何?
毎年7月頃、保護されてくる赤ちゃんたち。
そう、いちばん身近な哺乳類であるアブラコウモリの赤ちゃんです。小さくても立派に大人のコウモリと同じ姿をしています。まだ、体毛はほとんど生えていませんが…。

今年も7月6日に1頭、11日に2頭の赤ちゃんがやって来ました。
大人のアブラコウモリの体重が6g前後ですから、生まれた時の体重はわずか1g…、小指の先ほどの大きさなので、人工哺育をしてもなかなかうまく育ちません。
これから、この子たちの成長記録をつづると共に、コウモリの持つすごい能力を少しずつ紹介していきたいと思います。この「コウモリてんこモリ」の存続は、赤ちゃんが無事に育ってくれるかどうかに左右されるという大胆な企画ですが、どうか、あたたかく見守ってください。

今日はまず、3頭の赤ちゃんの紹介をしましょう。
まだ名前は付いておらず、3頭の大きさがかなり違うので、便宜的に「大ちゃん、中ちゃん、小ちゃん」と呼んでます。
大ちゃんはメスで、7月4日に保護され、動物園には6日に連れてこられました。ミルクもがぶがぶ飲んで、いちばん大きい子です。7月17日には、体重が2.12gになりました。
中ちゃんはオスで、東温市の小学校で保護され、7月11日に動物園に連れて来られました。あまり熱心にミルクを飲むタイプではなく、体重は1.47gのまま14日からあまり増えていません。
小ちゃんは、メスで、7月8日に車のワイパーに引っかかっていたところを保護され、11日に動物園に連れて来られました。他の2頭に比べあまりにも小さく、最初にミルクを与えた時もまったく飲む様子がなかったため、正直言って次の日まで持たないかも…、と思ってしまいました。ところが、ミルクの味を覚えたのか、次の日から結構良く飲むようになりました。14日には1.07gだった体重も、17日には1.21gに増えています。

コウモリの赤ちゃんと哺乳瓶

小さい体なので、哺乳瓶は使えません。注射針の先を切って研磨し、口に入っても痛くないようにした特製の哺乳器を使っていますが、ちょっと目測が狂うとすぐに鼻にミルクが入ってしまいます。人とコウモリが、お互いこの飲み方に慣れるまで、コウモリ母さんTの苦労は続きます。
今は1日4回の哺乳です。コウモリ母さんTの出勤日には、15時15分からこども動物センター図書室で「コウモリのランチガイド」を行い、大人のコウモリが餌を食べるところを見ていただきますが、このチビチビコウモリたちもその時に見ていただくことができます。是非お越しくださいね。(T)

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