愛媛県立とべ動物園

飼育日記

コウモリてんこモリ

2012年11月13日

【その13】肉食系?の巻

小ちゃんのその後

前回お伝えした小ちゃんの「ちょびっとハゲ」ですが、ビタミン剤の効果はまだ現れず・・・(^_^;)ほとんど変わりがありません。

前回の写真の小ちゃん

「前回の写真」

そして今(11月4日)の小ちゃん

「そして今(11月4日)ほとんど変わりません」

一時期、ここに金色の毛が生えてきたように見えて、「まるでメッシュ入れたみたい」とか、「今流行りの目元のハイライトじゃないですか?(事務所のYさん談)」と騒いだのですが、どんなに接写して拡大しても金色の毛は見えず、ハゲっぽい感じです。コウモリ母Tの目はしばしば曇ることがありますが、レンズは嘘をつかないはずので、やっぱりまだ生えてないのでしょう。

肉食系?

さて、せっかくなので、ついでに大ちゃんも接写してみました。すると・・・ちょっと怖い顔の大ちゃんが撮れました。

肉食系か?大ちゃん

「肉食系か?」

上下に生えている大きな牙のような歯は犬歯です。尖っていて大きいことから肉食系であることがわかります。
門歯はとても小さいけれど、上に4本、下に6本生えています。思い切って写真を大きく伸ばしてみましたが、ほとんど見えないくらいの小さな門歯です。
ミルワームを食べる時、カシャカシャという小気味良い音が聞こえますが、この犬歯で咬みしだいたら、そりゃ~大きな音も出るでしょうね。また、門歯は小さいものの、臼歯は犬歯に負けないくらい大きくて咬頭(こうとう 咬みあわせの部分)がW型に尖っており、いかにもよく咬み切れそうな歯です。飛行中に獲物をパッと捕まえてサクッと食べるための歯なのでしょうね。

デカちゃんは?
デカちゃん

さらについでに、デカちゃんの顔も撮ってみました。顔に生えている毛のふさふさ具合がわかりますか?
生後直後の数週間はお母さんのおっぱいを飲んでいたはずですので、毛並みが良いのは、おっぱいの力でしょうか?
「しょせんお母さんにはかなわんわい」とほんの少しだけ、やさぐれているコウモリ母Tです(笑)(T)

11月04日の体重

小ちゃん 大ちゃん デカちゃん
7g 8.29g 9.49g
コウモリ豆知識

「冷たい体 その2」

コウモリが眠っている時に体温を下げて省エネモードになるということは前回お伝えしました。
専門用語では、「トーパー」と言われます。鈍麻状態とか、非活動状態を意味しています。

さて、まるで死んでいるように冷たくなっている彼ら・・・、どうやって体温を上げるのでしょう?
ランチガイドに来ていただくと、目を覚ましたコウモリの体が小刻みにプルプル震えているのがわかります。体を震わせることで体温を上げているのです。手に乗せると、最初は冷たい体が、しばらくすると嘘のように暖かくなるのが実感できますよ。ただし、これからは外気温に合わせてうんと体温が下がるので、コウモリ母泣かせのシーズンです。ランチガイドを始めようとしてもなかなか目が覚めず、それこそ30分くらい、ずっと手の上で温めないと起きてこない時期を迎えます。しかもやっとのことで目を覚ましても、もそもそと2、3匹ミルワームを食べるのが精いっぱい、という状態になります。まあ、本来なら冬眠する時期ですからね。

今年生まれの彼らにとっては初めての試練の時期です。今の内にたくさん食べて脂肪を蓄えて、寒い冬をうまくのりきってほしいものです。

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