愛媛県立とべ動物園

飼育日記

コウモリてんこモリ

2013年07月22日

【その17】赤ちゃんデビューの巻

ご無沙汰しました
タオルにくるまってご機嫌な小ちゃん
「タオルにくるまってご機嫌な小ちゃん」

大変長い間、更新が滞っていましたコウモリてんこモリですが、その間にいろいろなことがありました。
昨年保護された赤ちゃんたちの内、最後まで頑張っていた小ちゃんが、3月13日に残念ながら死亡してしまいました。いちばん小さかったのに、よく頑張ってくれました。

合掌

新メンバー

しばらくコウモリ不在の日が続きましたが、3月20日に冬眠明けで弱って飛べなくなったコウモリたち5頭が保護されてきました。

5頭の内、オスは1頭だけで、後の4頭はメスでした。とりあえず落ち着かせて餌を与えるところから始めました。幸い、ミルワームがおいしくて気に入ってくれたのか、5頭とも、よく食べてくれるようになりました。
その後の経過もほぼ順調でした。残念ながら、5月24日にメス1頭が死亡してしまいましたが、実は、それ以外の3頭のメスがすべて妊娠しており、6月13日、15日、21日と出産ラッシュを迎え、計5頭の赤ちゃんが元気に育っています。

5頭がてんこもり

「5頭がてんこもり」

翼の下でぬくぬくしています

「翼の下でぬくぬくしています」

赤ちゃんデビュー
自分の力でぶら下がっています

「自分の力でぶら下がっています」

赤ちゃんが生まれてからは、どうすればお母さんコウモリが赤ちゃんを無事に育ててくれるか、お母さん以外のメスと一緒にいて大丈夫なのか、いろいろと心配させられました。複数のメスが同時に子育てするのを見るのは初めてのことで、私はとにかくたくさん餌をあげて、水をたくさん飲ませてあげる手伝いしかできませんでしたが…^_^;
赤ちゃんたちは、生まれてしばらくは、ずっとお母さんの翼の下に潜り込んでおっぱいに吸い付いていましたが、二週間を過ぎる頃には、お母さんから離れてうろうろすることが多くなってきました。
そこで、7月3日に初めてコウモリ用のハウスで展示しました。

5頭が保護されてからのことや、赤ちゃんたちの育つ様子など、これからおいおい紹介していければいいな、と思っています。
今しか見られないチビチビコウモリたちに会いに、どうか、子どもセンター図書室にお越しくださいね。 ただ、今はまだおっぱいなので、お母さんたちには昼間だけではなく、夜中にも餌をあげています。夜間は自宅に連れ帰るため、コウモリ母Tがお休みの日には、チビチビコウモリたちは見ていただけません。チビたちが自力で採食できるようになれば、毎日展示できるようになると思います。それまでは、不在のことがあっても、どうかご容赦下さいませ。(T)

コウモリは子どもを何頭生むのかな?

本によると、日本産のコウモリでは、ヤマコウモリとヒナコウモリが2頭の子を出産するくらいで、ほとんどの種が一産一子(一回の出産で1頭生む)です。その中で、アブラコウモリは珍しく1~4子を出産します。まあ、4頭という記録はほとんどなく、2頭か3頭が多いようですね。

今回、当園で出産した3頭のメスは、それぞれ、3頭、2頭、1頭の赤ちゃんを生みました。おっぱいが二つしかないので、2頭だけ生めば良さそうなものですが、実際には、3頭生むケースもよく見られるようです。3頭がみんな無事に育つかどうか、野生では不明ですが、今回は今のところ、3頭ともちゃんと育っています。1頭だけを育てているお母さんよりも明らかにお腹はすくようで、すごい勢いでミルワームにかぶりつきます。
頑張れ!!お母さん!!

追伸:3頭+2頭+1頭=6頭になり、現在の子の数と合いません…。実は、ここにもドラマがあったのですが、それについては、おいおいお話したいと思います。

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