愛媛県立とべ動物園

インフォメーション

とべ動物園の楽しみ方

とべ動物園の楽しみ方

最近、とべ動物園に行きましたか?

  • 子どもが大きくなってからは、一度も足を運んでいない
  • 本当は動物園が大好きだけど、子どもがいないと行きにくい

などの理由から、「最近行っていないね・・・」というあなたに、大人だけでも充分楽しめるとべ動物園をご紹介します。

駐車場から入口まではいろいろな動物の足型をたどることができます。実物大で歩幅もほぼ実寸です。何の足か当ててみるのも一興です。
緑豊かな園内では動物たちがのんびりくつろいでいます。さあ、入ってみましょう!!

動物の足あとをたどって入口へ
動物の足あとをたどって入口へ
緑豊かな園内
緑豊かな園内
動物たちものんびり
動物たちものんびり

(1)トピックス

最近のトピックス、見どころをまずご紹介しましょう。

アフリカゾウの家族
ほほえましいアフリカゾウ親子

ほほえましいアフリカゾウ親子

全国的に数が少なくなっているアフリカゾウですが、とべ動物園には4頭のアフリカゾウがいます。それも両親と2頭の子どもです。父親の「アフ」、母親の「リカ」、2006年生まれの長女「媛(ひめ)」、2013年生まれの次女「砥愛(とあ)」。まだまだ幼い砥愛はお姉さんの媛やお母さんのリカを相手に元気いっぱいはしゃいでいます。それを見守るお父さんのアフ。繁殖が難しいと言われるアフリカゾウの家族を見ることができるのはとべ動物園だけです。
そんな家族の様子を見るのは楽しいものです。ベンチに腰かけてのんびりご覧になってはいかがでしょう。
ホッキョクグマのピース
大きくなっても無邪気に遊ぶのが大好きなピース

大きくなっても無邪気に遊ぶのが大好きなピース

皆様よく御存じのホッキョクグマピース。2020年12月に無事21歳のお誕生日を迎えました。皆様に愛されて元気に過ごすピース。そんなピースに会いに来てください。
水の中を飛ぶペンギン
まさしく水中を飛ぶペンギン

まさしく水中を飛ぶペンギン

水の中を飛ぶってどういうこと?
実はペンギンは水中で自由自在に動き回る泳ぎの達人ですが、とべ動物園のプールでそれを観察してみてください。プール正面からだけでなく、下からものぞくことができます。下から見ると、まさしく「水の中を飛ぶペンギン」百聞は一見にしかず!!是非腰をかがめてプールの下からご覧ください。
バードパーク
すぐ目の前に鳥たちが!!

すぐ目の前に鳥たちが!!

2014年10月にバードパークがオープンしました。
愛媛の里山を再現したフライングケージの中では、愛媛で観察できる野鳥が目の前で様々な生態を見せてくれます。バードウォッチング入門コースとしてピッタリなバードパーク。双眼鏡を持ってのんびりと鳥の姿をご覧ください。
チンパンジーの森
自然木を残した設計は、文字通りチンパンジーの森

自然木を残した設計は、文字通りチンパンジーの森

2014年10月には「チンパンジーの森」もオープンしました。
高さ13メートル、広さも十分な新しい施設で、高い知能を持つチンパンジーたちが道具を使う様子や、より自然に近い環境で生き生きと暮らす姿をご覧ください。
アシカ舎
2021年6月にアシカ舎がリニューアル
2021年6月にアシカ舎がリニューアルされました。アシカの泳いでいる様子を観察できるようにプール奥をガラス張りにしました。ぜひガラス越しにアシカの泳いでいる様子を観察してみてください。

(2)動物園の楽しみ方

1.見たい動物をじっくり見る

動物園の動物をすべて見る必要はありません。すべてを見ようとすると時間に追われて不完全燃焼に終わります。目の前に置かれたバイキング料理を見るとあれもこれも食べたくなる心境に似ていますが、食べた後は、苦しいお腹をさすりながら後悔することになります。
自分の好きな動物、最近誕生した動物、話題になっている動物などに焦点をあてて、じっくり時間をかけて見るのも大人ならではの楽しみ方。お気に入りの個体を何時間も見ている人がいらっしゃいますが、いくら見ても飽きないからではないでしょうか。好きな食べ物を好きなだけゆっくりと味わえばよいのです。

2.もうちょっと知りたい
ガイドを聞きながらまったり園内をお散歩しましょう

ガイドを聞きながらまったり園内をお散歩しましょう

興味を持った動物については、もう少し知りたいと思うかもしれません。そういう時には、担当者が作った案内表示を見るのもいいし、さらに詳しく知るためには、職員からお話を聞くのもいいでしょう。青いユニフォームの職員にご遠慮なくお尋ねください。緊急事態でない限り、こころよくご説明いたします。
もっと知りたい!!とおっしゃる方には、毎月第三火曜日に実施している「園内まったりお散歩」がお勧め。30分ほどかけて園内の一区画をご案内します。飼育係しか知らないような動物たちの裏話も聞けるかも。
3.イベントに参加する
ヒポヒポランチととらンチタイム

ヒポヒポランチととらンチタイム

とべ動物園では、毎日、曜日毎のイベントのほか、4月1日の開園記念日に始まり、ゴールデンウィーク、夏休み、敬老月間、クリスマス、お正月、ホワイトデー、夜の動物園(8月・10月)、動物の命名式・誕生日など時期に応じて様々なイベントを実施しています。
動物の観察、職員によるガイド、エサやり、飼育体験など色々ありますので、是非ご参加ください。詳しくはこちらでご確認をお願いします。
4.写真を撮る

動物たちの豊かな表情をカメラで記録して部屋に飾ってみてはいかがでしょう。動物は動くので、なかなか思い通りには撮影できませんが、あきらめずに何枚も撮ってください。じっくり観察することも必要です。そのうち動物には色々な表情があることが分かってきます。それは、人間のように構えた姿ではなく、動物の自然の姿なのです。
よい写真が撮れたときの喜びは大きいものです。とべ動物園では、11月に写真コンクールを開催しますので、その時には是非応募してみてください。

5.とべもりエリアを楽しもう
ヒポヒポランチととらンチタイム
動物園内を堪能する中で、新たな施設が誕生しました。それは、2021年3月、隣接するえひめこどもの城と動物園の間に完成した四国最大級の「ジップライン」です。
スピード感、絶景を大自然の中で感じてください。

(3)動物園の効用

1.普段の生活をしばし忘れてのんびりしましょう
のんびりくつろいでいたり、忙しそうに動き回ったり、仲睦まじいかと思えば、急に喧嘩を始めたり、動物たちはいろいろな貌を見せてくれます。眺めていると、普段の憂さを忘れることができるかもしれませんよ。
また、1988年に開園した頃は小さかった木々が今は立派な大樹に成長しています。春の桜、秋のもみじだけでなく、夏の緑陰、冬木立もそれぞれの味わいがあります。遊歩道をのんびりお散歩するのも大人の楽しみです。
桜(3月下旬)
桜(3月下旬)
枝垂れ桜(4月上旬)
枝垂れ桜(4月上旬)
紅葉(11月下旬から12月上旬)
紅葉(11月下旬から12月上旬)
2.健康づくり

広い園内をゆっくり散策。無理のない運動ができ、健康づくりにもなります。

3.楽しみながら学べる大人の学校

学ぶと言っても難しい授業やレクチャーではなく、動物をじっくり観察していると、彼らの生き方には人間が学ぶべきことが多いかも。小さな疑問も飼育係にお尋ねください。楽しみながら知らず知らず動物についての知識も身に付きます。

(4)年間パスポートのおすすめ

動物園をじっくり、十分に楽しむためには、1年間で何回でも使える「年間パスポート」(大人1,500円)をお勧めします。
これがあれば、おさかな館、砥部焼伝統産業会館及び坂村真民記念館の入館料が2割引になるほか、園内レストラン又は軽食コーナーでソフトドリンクが100円となる特典があります。