ストリート紹介
園内にある各ストリートをご紹介!それぞれのストリートを歩いていくと、たくさんの動物に出会えます。
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Googleストリートビュー
1.スネークハウス
“ゆっくり ゆっくり“
夏は涼しく、冬は暖かく、雨も関係ない室内で、ゆっくり進む動物の時間に合わせて、まったりしてください。ケヅメリクガメが通路を時々お散歩していることもありますが、逃げ出しているわけではないので、びっくりしないでくださいね。
カメ、ヘビ、トカゲ、ワニ、フクロウ、ムササビ、ショウガラゴなど
- ケヅメリクガメ(時々お散歩)
- カモン!スネークハウス!!
- ショウガラゴ(夜行獣コーナー)
2.ウォーターストリート
いちばんの見どころは10時30分と15時のペンギンお食事タイム。時間を知っているかのように食事前には水中をビュンビュンとダイナミックに泳ぐペンギンを見ることができます。食事がすんでお腹がいっぱいになると、みんなが陸に上がってしまうのもご愛嬌です。ヨチヨチ歩いたり、同じ方向に並んでのんびり日光浴するなど、いろいろな表情を見せてくれるのでじっくり眺めていると1日が過ぎていきます。
フラミンゴ、ペンギン、ツル、サギ、カモなど
- フラミンゴ
- リニューアルしたペンギン広場
- 水の下から見ることもできます
「バードパーク」オープン
水禽ケージがリニューアルオープンしました。以前のものと比べると、高さは約8メートルと少し低くなったものの、広さは230平方メートルと約3倍以上の面積となり、しかも来園者が中に入り、鳥たちを見ながら通り抜けできるようになっています。
コンセプトはずばり「愛媛の里山」。ここには愛媛で見ることのできる身近な鳥たちを展示しています。
カモの仲間が9種30数羽ほど、コサギなどのサギの仲間を数種類、その他にコジュケイ、ヒヨドリ、ムクドリなど街中や山野で見られる小さな鳥たちも展示する予定です。また、鳥たちの行動、営巣、育雛の様子などを見ることができるよう観察小屋を用意しています。
春は鳥たちの繁殖シーズン。カモが産卵、子育てする様子をすぐ近くで見ることができるかもしれません。また「チョットコーイッ!!」という甲高い鳴き声が聞こえたら、やぶの中に潜んでいるコジュケイのさえずりです。声だけ聴いていても姿を見ることのなかった鳥たちをここでじっくり観察してはいかがでしょう。
- バードパーク
- 鳥たちがすぐ目の前に
3.アメリカストリート
アメリカストリートでは南北アメリカに生息している動物を展示しています。コンドルは翼を広げると3メートルほどにもなり、飛ぶことができる鳥の中では最も大きいと言われています。南米獣舎では大きなクチバシが特徴のオオサイチョウや、知能が高くいろいろな面白い仕草を見せてくれるフサオマキザルなどに会えます。こぶのないラクダの仲間ラマや南米最大の肉食獣ジャガーなどもいるバラエティに富んだエリアです。
ラマ、コンドル、オジロワシ、オオサイチョウ、フサオマキザル、ジャガー、ピューマなど
- ラマ
- コンドル
- オオサイチョウ
- フサオマキザル
- ジャガー
- ピューマ
4.アフリカストリート
キリン、ライオン、カバなど人気の動物に会えます。キリンやシマウマを混合飼育し、アフリカのサバンナを再現したパノラマ展示は必見です。ライオンやヒョウのガイド、カバやキリンのイベントなど多数のスポットガイドを実施していますので、計画を立てて、お目当てのガイドを聞いてみるのも一興です。
大型テント(アニマルステージ)もありますので、お食事や休憩にご利用ください。
キリン、シマウマ、ライオン、ヒョウ、サイ、カバなど
- キリン
- ライオン
- ヒョウ
- サーバルキャット
- クロサイ
- カバ
5.ゾウストリート
日本でアフリカゾウの家族を見ることができるのは、現在ではとべ動物園だけです。お姉ちゃんの媛ちゃんと妹の砥愛(とあ)ちゃんはとても仲が良いので、遊んだり、時には怒ったり怒られたり、と、野生のゾウの群れの中で見られる姿を目の辺りに見ることができます。まだまだやんちゃ盛りの砥愛ちゃんが、短い鼻で一人前に砂浴びをしたり、お母さんのリカさんにおっぱいを貰ったりするのを見ていると時間を忘れてしまいそうなのでお気を付けくださいね。
アジアゾウ舎では、亡くなった太郎・ハナ子のパネル写真やハナ子の骨格標本を展示しています。
タイガーヒルでは、トラやホワイトタイガーに会えます。
アフリカゾウ、トラ
- アフリカゾウ母子
- 2013年生まれの砥愛ちゃん
- 太郎とハナ子の実物大パネル
- インドゾウハナ子の骨格標本
- トラ
- ホワイトタイガー
6.モンキータウン
20種類以上のおサルさんに会え、それぞれの異なる社会生活や仕草が楽しめます。誰かに似てるかな?と考えながら見るのも楽しいし、それぞれのおサルさんの特徴を比べるのも面白いですよ。
ここで、少しだけサルたちの特徴をお知らせしておきましょう。類人猿(オランウータン、チンパンジー、テナガザル)には尻尾がありません。長くて美しい尻尾を持っているのはアフリカに生息するサル(ワオキツネザル、ダイアナモンキー、ブラッザモンキーなど)、逆にアジアに生息するサルは尻尾の短い種が多いようです。ヒヒの仲間は鼻先が長くて、犬のような顔をしています。
また、地上11メートルの高さに張られたワイヤーロープを渡るオランウータンのスカイウォークは見ごたえ十分。あんなに高い所を渡るのは怖くないのかと心配になりますが、野生では10メートル以上の高い樹の上で生活している彼らにとっては高い所はむしろホームグラウンドと言ってもいいかも。
マントヒヒ、オランウータン、テナガザルなど
- ボウシテナガザル
- オランウータンの空中散歩
- ベニガオザルの親子
「チンパンジーの森」が10月26日にオープンしました。
この施設は、床面積200平方メートル(20メートル×10メートル)、高さ・手前9メートル、奥13メートルで、旧施設とオーバーブリッジ(橋状の通路)で連結されており、チンパンジーの知能の高さを観察できる学習コーナーを設け、京都大学野生生物研究センターと協定を締結し、教育及び研究の連携を図っています。
チンパンジーの繁殖を目的としたものであり、繁殖をうまく進めるためには群れ飼育が必要なため、京都大学野生動物研究センター熊本サンクチュアリと京都市動物園から3頭を借り受け、当園のメスのマリーを含めて、オス1頭、メス3頭、合計4頭になりました。
現在は新しい環境慣らしの真っ最中で、まだまだグループにはなっていませんが、これから徐々にグループを形成し、新しい命が誕生することを願っています。
- チンパンジーの森
- 自然木を残した設計
7.オーストラリアストリート
ピョーンピョーンと跳ねるカンガルー、飛べない大型の鳥エミュウや色鮮やかなヒクイドリなどオーストラリアやニュージーランドに生息する動物たちに会えます。カンガルーはぴょんぴょん跳ねるだけではなく、お天気のいい日には思い思いの格好で昼寝をしています。おうちで寝そべってテレビを見ているような格好だったり、ひじ枕をしていたり、思わずどこかの誰かを思い浮かべそうになります。
パプアヒクイドリは大変希少な種で国内の動物園で見ることができるのはとべ動物園だけです。
カンガルー、ワラビー、ヒクイドリ、エミューなど
- アカカンガルー母子
- 大きくなってもおっぱいを飲みます
- パプアヒクイドリ
8.アジアストリート
サル山には世界でいちばん北に生息するニホンザルがいます。頭数が多いので、昼間でも活発に動きます。社会性のあるサルなので、じっくり見ていると、それぞれの個体の人間関係ならぬサル関係がわかってくるはずです。強くてかっこいい個体、小さくて元気な個体、応援してあげたくなるようなちょっと弱そうな個体など様々、あなたのお気に入りの個体が見つかるのではないでしょうか?
のんきそうに見えるラクダは近くで見ると意外に大きいのに驚きます。ラクダにうんと近寄ってご飯をあげるガイドも実施しています。是非参加され、その大きさに驚いてください。ツートンカラーのマレーバクは、夢を食べる伝説でおなじみですが、これは彼らが早朝や夕方に活動する動物(薄暮性)であるところから生まれたお話です。他にもお釈迦様の乗騎だったので、腰の部分が浄化されて白くなったという言い伝えもあります。私たちにもなじみ深いアジアの動物をゆっくり眺めて悠久の大地に思いをはせてください。
ラクダ、マレーバク、ニホンザル、スイギュウ、ノマウマなど
- ヒトコブラクダ
- マレーバク
- ニホンザル
9.リトルワールド
ウサギ・モルモットとのふれあいは毎日、ポニーのエサやり乗馬体験が火曜日・土曜日に楽しめます。お子様、お孫様が初めて動物とのふれあいを経験されるのにぴったりの動物たちが待っています。ウサギ、モルモットとのふれあいは大人の方だけでも大歓迎です!!ふわふわもこもこの彼らをゆっくりなでていると日頃の憂さもどこかに飛んでいくこと請け合いです。もちろん「憂さなどない!!」と言われる幸せな方もどうぞ。もっと幸せになれるはずです。
レッサーパンダ、コツメカワウソと仕草のかわいさ、おもしろさでは動物園界一、二を争う動物たちも待っています。
ウサギ、モルモット、ポニー、レッサーパンダ、コツメカワウソなど
- モルモット
- ポニー
- レッサーパンダ
- 木登りが得意
- コツメカワウソファミリー
- 上手に立ち上がります
10.こども動物センター
リトルワールドの一画にはこども動物センターがあります。貴重な資料を展示しているほか、図書館、レクチャールームなどがあります。大変貴重なニホンカワウソの剥製、骨格標本を見ることもできます。
日本でただ一つニホンカワウソを飼育した経験を持つ道後動物園を前身とするとべ動物園。そのシンボルマークの理由やニホンカワウソについて詳しく知ってみませんか?
- 正面には巨大なニホンカワウソ
- 図書室
- 貴重な標本の数々
(県獣ニホンカワウソも)
- 標本(2)
- 標本(3)
11.ベアストリート
ホッキョクグマ「ピース」がみんなを待っています。プールでナベやブイなどで遊んでいる所を見るとかなり癒されますよ。ピースだけではなく、元気のいいマレーグマ、冬になると自分で冬ごもり用の穴を掘ってちゃっかりその中で寝そべるヒグマ、大きな声で自己主張するカリフォルニアアシカなど、個性派の動物がそろっています。ここでもお気に入りの個体を見つけてください。
ホッキョクグマ、ツキノワグマ、ヒグマ、カルフォルニアアシカなど
- みんなのアイドル「ピース」
- 何を見ているのかな?
- くつろいだ姿も魅力的
12.ふれあい売店
レッサーパンダ舎の近くに、動物園直営の売店があります。こじんまりとしていますが、展示商品は充実しています。
売上ベスト3は、1位:みきゃんピースぬいぐるみ、2位:クリームサンド、3位:ピースフロストコップです。
- 1位:みきゃんピースぬいぐるみ
- 2位:クリームサンド
- 3位:ピースフロストコップ
それから、NHK全国ニュースで紹介された、当園職員作のコミック「動物園のなにげない一日」(800円+税)も販売しています。
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動物園のなにげない一日
- なお、この本は、平成27年1月20日に「第30回愛媛出版文化賞(部門賞)」を受賞しました!
選考委員の方から「飼育員の仕事を通して動物の何げないしぐさや心温まる出来事などの裏話が描かれ、ワンポイント解説も興味深く、子供も大人も動物園を楽しめる著書である」(1月5日付け愛媛新聞掲載選考理由より抜粋)との評価をいただきました。