広報誌「とべZOO」簡易版

とべ動物園が年4回発行する広報誌「とべZOO」簡易版です。
愛媛動物友の会に入会すると、フルバージョン版をご覧いただけます。友の会についてはこちらから。

  • Vol-37 No.2 NEW

    Vol-37 No.2
    2025年発行

    表紙:マレーバク

     マレー半島、ミャンマー、スマトラ島の熱帯雨林に生息し、森林や水辺などを好み単独で暮らしています。泳ぐことが得意で天敵から身を守ると同時に、安全に排泄をするために水の中へ入ります。特徴はゾウのように鼻と上唇が一体化して器用に動かせること、体の前半分と後肢が黒色、それ以外が白色で保護色となっていることなどです。

     202568日に、オスの「ダン」とメスの「ナナハ」の間に待望の赤ちゃんが誕生しました。とべ動物園では初めてのことです。バクの赤ちゃん特有のたてじま模様は、6か月ほどで大人と同じ白黒模様に変わってしまいます。期間限定の貴重な姿を見に、マレーバク親仔に会いに来てくださいね!

    (写真:横手凱・文:村上ひなの)

    • Vol-37 No.1

       Vol-37 No.1
      2025年発行

      表紙:ミナミコアリクイ

       南米北部に生息し、大きな鉤爪や太くて丈夫な尻尾を使って木の上で生活しています。特徴は、主食のシロアリを食べるのに役立つ約40cmの長い舌、黒いベストを着たような体の模様などです。体を大きく見せようと二本足で立ち、両手を上げた大の字のポーズは威嚇なのにかわいい!と有名です。

       とべ動物園では、20251月10日にお父さんのペロとお母さんのツムの間に赤ちゃんが誕生しました。「イト」と名付けられた赤ちゃんは、生まれたばかりの時は担当者が介添え哺乳をしていましたが、現在はお母さんの背中に乗ってすくすくと、元気に成長中です。

      (写真:横手凱・文:村上ひなの)

      • Vol-36 No.4

         Vol-36 No.4
        2025年発行

        表紙:マレーグマ

         東南アジアの熱帯林に生息し、夜行性で冬眠はしません。全身が黒色の短毛で、胸に黄白色の月の輪模様があります。また、長い爪や口から15cmほど出る長い舌を使って果実や昆虫、げっ歯類、蜂蜜など様々なものを食べる雑食性です。クマ科の中で最も体が小さく身軽であることから木登りがとても得意で、木の上で過ごすこともあります。森林伐採や開発による生息地の減少、食料や漢方薬を目的とした密猟などの影響により、絶滅危惧種に指定されています。

         とべ動物園では、優しい性格のシャイン(♂)と、お転婆娘のノア(♀)が繁殖を目指してベアストリート内で暮らしています。2頭の今後の様子を温かく見守ってください。

        (写真:横手凱・文:村上ひなの)

        • Vol-36 No.3

          Vol-36 No.3
          2024年発行

          表紙:インドホシガメ

           インド、スリランカ、パキスタンなどの雨季と乾季のある地域に分布し、 森林や雑木林、乾燥した草原など様々な環境に生息している小型のリクガメです。水の多い環境を好むため、雨季には活発に活動します。甲羅にきれいな星のような模様があるため、ペットとして人気がありますが、森林伐採や開発による生息地の破壊やペット用の乱獲によって、生息数が減少しています。また、絶滅危惧種に指定されており、ワシントン条約で輸入が規制されていますが、現在も違法な取引から保護される事例があります。
          (写真:横手凱・文:村上ひなの)

          • Vol-36 No.2

            Vol-36 No.2
            2024年発行

            表紙:キュウシュウジカ

             日本に生息しているニホンジカは、エゾシカ、ホンシュウジカ、キュウシュウジカ、ツシマジカなど7亜種に分けられ、夏毛は茶褐色に白い斑点があり、冬毛は濃い灰褐色に変わります。また、オスだけに角があります。この角は、春ごろに抜け落ちますが、秋には立派に生え変わり、メスをめぐる争いに使われます。
             とべ動物園では、6月29日に約12年ぶりの赤ちゃんが誕生しました。お母さんの側で元気に成長中です。ぜひ、会いに来てください。
            (写真:横手 凱・文:村上 ひなの)

            • Vol-36 No.1

              Vol-36 No.1
              2024年発行

              表紙:パルマワラビー

               オーストラリア東部に分布し、多湿で低い木が生い茂る森林地帯に生息しています。カンガルーの仲間ですが、頭胴長約60㎝、体重約4~6㎏と全体的に体つきが小さく、カンガルー科の中でも特に小さい種類です。カンガルーと同じ有袋類であり、メスの腹部に袋(育児嚢)があります。日中に行動する姿も見られますが主に夜行性で、単独で生活しています。
               とべ動物園では、父の「しき」、母の「りつ」、兄の「桜(おう)」に加え2024年1月25日に顔出しした「走(そう)」のパルマワラビー家族に会うことができます。隣の展示場にいるアカカンガルーたちと見比べながらじっくり観察してみてください。
              (写真:横手 凱・文:村上 ひなの)

              • Vol-35 No.4

                Vol-35 No.4
                2024年発行

                表紙:オシドリ

                 東アジア一帯に広く分布しており、日本では繁殖期である夏季に北海道や本州の北の方に生息し、冬季になると西日本より南に移動して越冬をします。オスは体長約45cm、メスは体長約41㎝、繁殖期になるとオスは、体の部位ごとに色が変わり、橙赤色や緑色、紫色などの派手な飾り羽になります。特に、三列風切にある橙色の銀杏羽(イチョウ羽)が特徴的です。繁殖期以外の季節にはメスと同じ全身が地味な灰褐色に代わります[エクリプス:非繁殖羽]。その時には、メスは黒色、オスは赤色の嘴で見分けることができます。また、繁殖期にオスがメスにピッタリ寄り添う姿から、「オシドリ夫婦」という言葉の由来ともなっています
                (写真:横手 凱・文:村上 ひなの)

                • Vol-35 No.3

                  Vol-35 No.3
                  2023年発行

                  表紙:ラマ

                   南アメリカのアンデス地方に多く生息しており、標高2300m~4000mの高山地帯にある草原などで、家畜として群れで生活しています。現地で暮らす住民たちの大切な家畜で、険しい山道を歩くのに適した体と、耐久力が優れていることから主に荷物の運搬用で飼育されています。コブはないですがラクダの仲間で、機嫌が悪い時には、胃の内容物とツバを混ぜたものを吐きかけてくることがあります。
                   とべ動物園では、2012年3月26日に、しろとり動物園からオスの「白(はく)」が、2023年3月13日に群馬サファリパークからメスの「タイヤキ」とオスの「アンコ」がやってきました。若くて元気いっぱいな2頭の今後の成長をあたたかく見守ってください。
                  (写真:横手 凱・文:村上 ひなの)

                  • Vol-35 No.2

                    Vol-35 No.2
                    2023年発行

                    表紙:ニホンザル

                     ニホンザルは本州、四国、九州に生息する日本固有種です。青森県の下北半島に生息する群れは、人間を除く霊長類の中で最も北に分布しています。
                     数十頭から数百頭の群れを作り、山林などで生活しています。特徴は、顔と尻に毛がなく、赤色であることや、オスには発達した犬歯が生えていることです。寒冷となる北へ行くにつれて、毛色は長く淡い色をした毛となり、体は大きくなる傾向があります。
                     とべ動物園では、サル山でのんびりと暮らす58頭のニホンザルたちを見ることができます。ぜひ、じっくりと観察してみてください。
                    (写真:横手 凱・文:村上 ひなの)

                    • Vol-35 No.1

                      Vol-35 No.1
                      2023年発行

                      表紙:ミミナガヤギ

                       パキスタン原産の家畜種で、オスは長くねじれ、メスは小さく丸まった角をもっています。30~40cm ほどの垂れ下がった長い耳が特徴です。この長い耳は、主に体温調節に役立っていると言われています。
                      2023 年 3 月 25 日にメスの赤ちゃんが誕生しました。お父さんのアート(♂)と、お母さんのハヅキ(♀)から文字を取って「アヅキ」(♀)という名前にしました。成長していくアヅキちゃんを温かく見守ってください。
                      (写真:横手 凱・文:村上 ひなの)