愛媛県立とべ動物園

飼育日記

キーパー飼育日記

とべのサーバル達

大きな耳、長い足、短めの尻尾が特徴

 現在とべ動物園で飼育している個性派揃いのサーバル3頭を紹介します。サーバルは大きな耳が特徴的で、主にサハラ砂漠以南のアフリカ大陸に生息するネコ科の動物です。セン♂は、2009年2月21日に香川県のしろとり動物園で生まれました。普段はユカ♀と同居しており、性格は穏やかで優しく、怖がりなのか放飼場の天井に登ることはありません。ユカは、2013年11月9日に東京都の羽村市動物公園で生まれました。性格は活発で食いしん坊。センに追われて嫌な時には、センが来ない天井に逃げ込みます。ティア♀は、2017年12月17日にとべ動物園で生まれました(両親はセンとユカ)。人工哺育で育ちましたが臆病で、放飼と収容時にはスムーズに動いてくれないことも多いです。
 サーバルと言えば高いジャンプ力も魅力で、3メートル近くの垂直跳びが出来ると言われています。その魅力を皆さんにお届けしたく、現在不定期に天井から餌を吊るして給餌ガイドを行っていますが、まだ50cmのジャンプしか見せてくれません。私の餌の操り方が下手なのでサーバル達も戸惑っている様子が、立派なジャンプをしてくれるように共に楽しく練習したいと思います!
 寒い日が続いていますが、みんな元気に過ごしています。ぜひ、個性豊かな3頭に会いに来てください!
(サーバル担当 三根生康幸)

ここがお気に入りのユカ

餌に狙いを定めるが・・

ティアも高い場所が好き!

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