少しずつ気温が低くなり、秋らしさを感じる日が多くなりました。スネークハウスで飼育しているハ虫類は我々人間と違い、気温の変化によって体温が変化する変温動物です。そのため気温の高くなる夏場はよく動きよく食べますが、気温が下がり始める秋ごろから少しずつ運動量が落ち、食欲も落ちていきます。
イシガメなどはそのまま冬眠に入ることができますが、リクガメはそもそも冬眠をしません。そこで暖かい春に向けて、スネークハウスのバックヤードにお引越しをしました。そのため屋外展示場で飼育していたキアシリクガメやオスのケヅメリクガメはしばらくご覧になることはできませんが、アルダブラゾウガメやメスのケヅメリクガメなど、屋内で飼育しているリクガメ達は引き続き展示しておりますので、冬場も観察してください。
(ハ虫類担当 名智柾友)