愛媛県立とべ動物園

お知らせ

インドクジャクの家族

羽が抜けたピター♂

 動物舎の主役はもちろん動物ですが、周辺の環境作りも大切です。来園された方が興味を持って立ち止まり、動物をじっくり見てもらうために様々な工夫をしています。
 昨年の4月頃、インドクジャクのピター♂は恋する季節真っ只中でしたので、目玉模様の飾り羽を広げると多くの方が集まり撮影会となっていました。しかし知らない人も多いのですが、クジャクのオスの飾り羽はその後一度抜け落ちてしまうのです(6月23日~8月10日で計105本)。そのため、夏からは来園者の方からの興味は薄れるかなと心配していましたが、5月末に3羽の雛が自然孵化しました。現在は生存した仔、ディル♀の成長もご覧いただくことができます。
 また、看板だけでなく来園された方と気軽にお話ができるよう、担当者は長靴にクジャクの絵を書き「クジャク担当はこの長靴の人。遠慮なくお声掛けください!!」と、ひと時の出会いを大切にしています。
 これからも3羽のクジャクの生き様を通して、鳥類の素晴らしさを伝えていきます。
(インドクジャク担当 竹箇平 昭信)

ピター♂の抜けた羽

羽を広げる仔ディル♀

展示物

この長靴が担当の目印です!