
現在4歳になるアカカンガルーのシソに2頭目の赤ちゃんができました。シソは幼少期に両足を骨折し、人工哺育で育てられました。小柄で強く走ったりできず、群れ全体の中でも弱々しく感じる個体です。
シソの妊娠が判明してからは、本当に子育てをすることが出来るのだろうか?とまで思っていました。そのためシソがお腹が空いているようなサインを出した時にはシソだけ分離して特別食を与えて、袋の中の母乳もしっかり出るように配慮しました(妊娠個体へはそうした配慮をしています)。
そして11月21日、赤ちゃんは無事に袋から顔を出してくれ、出産を確認しました!またシソのお母さんのカブ、カブのお母さんで8歳になるルーピンも、現在子育て奮闘中です。これからも1頭目の仔どものフウミとこの度産まれた赤ちゃん、そして他のカンガルーたちの手助けをしていこうと思います。
(アカカンガルー担当 松浦友貴)