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動物の様子
マレーバクのエコー検査
エコーの様子
昨年8月にエコー(超音波)検査でマレーバクのナナハ(メス・4歳)の妊娠を確認しました。父親はダン(19歳)です。腹部エコーはナナハを寝転がらせて行いますが、日頃から飼育担当者がブラッシングすると寝転んでくれていたため、数回の練習でエコーを当てることができました。その際、画面に胎仔とその心拍を確認した時は、立ち会った職員は歓喜しました。それ以降も定期的に検査を行っており、昨年8月に体長が約10センチだった胎仔は、4月14日現在では、画面に入りきらない大きさ(30センチ以上)に成長しています。
マレーバクの妊娠期間は約13か月で、今年の6月頃に出産する予定です。黒と白のツートンカラーが特徴のマレーバクですが、赤ちゃんは「ウリ坊」柄(茶色地に白い縞と斑点)で生まれ、半年ほどかけて徐々に親と同じ柄になっていきます。
ナナハは初産となりますが、待望のウリ坊柄の赤ちゃんに会える日を楽しみに、ナナハを見守っていきたいと思います。
(動物病院 中山晃子)

2024.8.11.撮影

2025.4.14.撮影