動物の様子

季節限定!フタコブラクダの様子

ブライアンの口の泡

 フタコブラクダのブライアン(オス・7歳)とウラン(メス・10歳)は、繁殖が期待されているペアです。繁殖期である冬になり同居が始まると、ブライアンには昨年以上にオスらしい行動が見られるようになりました。
 まず、尾を使って尿を飛ばす行動が頻繁にみられます。独特の強いにおいが観覧場所まで届くこともあります。これはメスへのアピールであると同時に、縄張りを主張するための行動です。
 また、口元にホイップ状の泡をつけている様子もよく見られます。繁殖期のオスはホルモンの影響で唾液の粘性が高まり、泡立ちやすくなるためです。
 さらに、ブライアンはウランのそばを離れず、立ちはだかる姿勢をとることがあります。ウランを自分のものだと主張する行動の一つと思われますが、その熱心さにウランが怒ってしまう場面も見られます。
 春が近づいてきましたが、今は繁殖期ならではの行動が見られる貴重な時期です。2頭の関係の変化を、静かに見守っていただければ嬉しいです。  
(動物病院 中山晃子)