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エランド・フィアの削蹄
優しい垂れ目とくりっと巻いた前髪がチャームポイントのフィア
サバンナエリアを眺めると、立派な角を持つエランドののんびりとした姿を見ることが出来ます。中でも特にのんびりしているのが、メスのフィア(13歳)です。放飼場に出て行くのも最後で、のっそりのっそり歩きます。年齢の影響も考えられますが、蹄が伸びていることが一番の要因だと考えました。草食獣にとって蹄は命に直結する部位で、蹄の状態が悪化して動きが鈍くなることは食べ負けるだけでなく、全身の循環器官にまで悪い影響を与える重大な事柄です。そのため麻酔下で、削蹄を行いました。大型草食獣の麻酔は使用する薬の量が多いだけでなく、鎮静化するまでの過程や重い体重による圧迫など、動物に危険が伴います。今回はベテランの先輩方や獣医さんの協力の下、無事に処置を終えることができ、フィアの歩容も多少の改善が見られました。今後はハズバンダリートレーニングによる削蹄を目指していますので、応援していただけると幸いです。フィア一緒に頑張ろうね。
(サバンナ担当 坂本響子)
フィア削蹄後
処置後、少しだけ姿勢が良くなりました。
合間に撮れた処置の様子です。獣医さんも先輩方も大忙しです。


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