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ムササビの幼獣(3)
あくびがうつる2頭
キーパー飼育日記等でもご紹介しておりますが、今年の春に保護された2頭のムササビが仲良く順調に育っています。大きくなってもミルクを飲みたがり、自力で排泄ができるようになるのにも時間がかかり少し心配していましたが、6月になると少しずつ自分でできることが増えていき、成長を感じました。
8月中旬の現在、体重は2頭とも900g程度になり体もしっかりしてきました。2頭それぞれの個性や好みも表れてきており、1頭は好奇心旺盛で今はトチの葉がマイブームなやんちゃな性格、もう1頭はおっとりしていてヒマワリの種や青いドングリが好きでやさしい性格です。ムササビの離乳が始まって固形物を与えるようになってから、ムササビのために木の枝や葉を探しながら園内を歩くのが日課になりました。園内にはヤマモモやシラカシ、榎(えのき)、トチの木、アキニレなど、たくさんの樹木が生えています。ムササビたちが最初に食べるようになったのはヤマモモの葉、次にアラカシの枝、トチの葉を見せると走って来るようになり、榎(エノキ)をあげたときは好奇心で口にしていた…など、園内の樹木を見るとムササビと過ごした思い出がよみがえります。
近頃、マテバシイやアラカシには青いドングリがつきはじめて、少しずつ秋の気配を感じているところです。とはいえ、まだ熱中症に警戒するような気温が続いており、動物たちも暑さ対策をしながら過ごしています。皆様もどうぞ無理のないよう過ごされてください。
(獣医師 林愛彩)
排便できるようになりました
職員のスマホが気になります
マテバシイの青いどんぐりとトチの葉
おなかいっぱいで横になっています


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