愛媛県立とべ動物園

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カピバラ

カピバラ
ストリート
ウォーターストリート
分類
齧歯目(ネズミのなかま)
テンジクネズミ科
英名
Capybara
学名
Hydrochoeris hydrochaeris

南米東部のアマゾン川流域を中心とした地域の水辺や草原、熱帯雨林など様々な環境に生息しています。
体長1~1.3m、体重35~66kg、全身は硬い体毛で覆われています。
指の間には水かきがあり泳ぎが上手で、5分以上潜水することも出来ます。
雄の特徴として鼻の上部には「モリージョ」と呼ばれる臭腺が発達しており、発情期になると雌を引き付けるために、分泌液を周囲の木の葉に擦り付けます。
群れは一頭の雄に複数の雌とその子どもたちで形成されており、通常は10~20頭程で生活していますが、乾季には水場を求めて移動を行ない、群れ同士が集まって大きな群れを作ることもあります。時には百頭程が集まる大きな群れとなりますが、雨季になると再び元の小さな群れになります。
世界最大の齧歯類であり、和名もその大きさから「オニテンジクネズミ」とも呼ばれています。