３月下旬にレッサーパンダの飛び地へ架かる橋がリニューアルされました。以前の橋に比べると登っていく階段の傾斜角度がきつくなった事と橋自体がメッシュで囲まれており、これまでとは見た目も全く違った橋が完成しました。
初渡りに抜擢されたのは以前の橋も経験しているシャンチーくんです。直ぐに渡ってくれる訳もなく練習、練習。始めは、細かく切ったリンゴを階段に置き「大丈夫だよ。」「こっちだよ。」と声をかけながら上段まで誘導するのですがその先にはなかなか向かってくれずに引き返すこと数日・・・ようやく４月２日に橋を渡りきりました！
　どうも階段を登り切ったところに自分の姿が映る場所がありその場所に来ると引き返していた様子でした。自主練習の成果もあったのか？一度渡り切ると何度も往復し、飛び地のパドックへ降りて探索やマーキングを行う行動も見られるようになりました。また、橋の上でのんびりしている姿を真下から観察することも出来ます。
　木登りの得意なレッサーパンダなら階段の傾斜や高い橋の上なんてへっちゃらですね。
練習に携わった二人の担当者は高いところが苦手だったので数回の練習で慣れてくれてホッとしています（笑）。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(レッサーパンダ担当　二宮香澄)