愛媛県立とべ動物園

お知らせ

マレーバクがゴロン!

ブラッシング大好き

 当園には、2種類のバクがいます。全身褐色のバクがアメリカバク、黒白のツートンカラーのバクがマレーバクです。バクはブラッシングされるのが好きな動物で、マレーバクのダンも、ゴシゴシされているうちに横になってくれます。この性質を生かして、以前から横になっている間に採血や診察を行っていました。昨年には蹄(ひづめ)の病気になってしまったので、同時に蹄の手入れも少しずつ行っています。
 飼育担当者がブラッシングを行うと300キロの巨体がゴロンと横になり、舌を出して至福の表情を見せてくれます。そのままブラッシングしながら蹄の手入れを行いますが、最近はだいぶ慣れ、大きいヤスリで削る事もできる様になりました。処置が終わった後にも、「もっと!」と言わんばかりに横になったままでいることがよくあります。
 ダンがリラックスした状態で処置が行えているので、こまめにケアを続けていきたいと思います。
(獣医師 中山晃子)

蹄の手入れ中(緑色はお薬です)

終わったよー