6月1日にアフリカゾウの砥愛ちゃんが9歳になりました。アクシデントやコロナの影響で3年連続中止になっていた誕生会も4年ぶりに開催することができました。
年々、国内のアフリカゾウは減少の一途を辿っていて、砥愛ちゃんは日本で飼育されている最年少のアフリカゾウになります。体高は約210cm、体重は推定2.5トンまで成長していますが、おてんばな性格とまん丸のキュートな顔は小さい時から変わらずそのままです。
最近は大きなケガをすることもなく元気いっぱいに遊びまわっていますが、遊びが行き過ぎてキバが欠けたり、夜間にキバを壁に擦り付ける癖があるため思うようにキバが伸びてくれません。日課のトレーニングにも楽しんで参加してくれるのでキバをテーピングで覆い保護していますが、砥愛ちゃんの元気さには焼け石に水といったところです・・・・。
日本のアフリカゾウの未来は自分にかかっているとは露知らず、今日も母親のリカと姉の媛に見守られながら無邪気に遊びまわっています。
(アフリカゾウ担当 濱田純基)