マレーバクは新世紀より1200万年前からその姿を変えず生きてきた動物だと言われており、とべ動物園では現在オスのダン君が暮らしています。
今年も暑い日が続いていますが、例年7月から8月のダン君は採食量が減ってしまいます。おそらく夏バテのような状態だと考えていますが、その姿はまるで人間と同じに見えます。
しかし今年は昨年以上にダン君の体力を奪い、寝室で身体を伸ばした状態で寝ています。そこで、食欲増進、熱中症予防に欠かせないアイテム、スイカの登場です。
スイカはダン君の大好物で、いつも与えている餌は後回しにしてスイカを食べています。ただこのスイカは寄付でいただいたものなので数にも限りがあり、数日でなくなってしまいます。
次のスイカを待ちつつ、ダン君の健康管理をに努めていこうと思います。
(マレーバク担当 大政昌夫)