とべ動物園では、怪我をしてしまったり、病気になってしまった野生動物(愛媛県内の鳥類・哺乳類)の保護を行っています。治療やリハビリなどを行い、野生復帰を目指しますが、難しいと判断された場合は、とべ動物園で飼育されることもあります。
今年の7月11日に保護されたオオコノハズクの「ガンちゃん」は、怪我の治療により、左の翼を断翼したため野生復帰が難しいと判断され、とべ動物園のこども動物センターで飼育することになりました。最初はすごく警戒しており、クチバシをカチカチと鳴らしてたくさん威嚇してきましたが、今では、健康管理のための体重測定や、エサの出し入れが威嚇されずにできるようになりました。
次のステップとして、こども動物センター内の展示場に慣れてもらうための練習をしています。皆様にご覧いただける日も近いと思いますが、完全に人に慣れたわけではないので、もしガンちゃんを見かけた時は優しく見守ってくださると幸いです。
(こども動物センター担当 村上ひなの)
※当園が行う傷病鳥獣保護事業についてはこちらのページをご覧下さい。
https://www.tobezoo.com/animal_hp/