12月3日に、ラマのタイヤキに赤ちゃんが生まれました。世界中で家畜や愛玩動物として飼育されているラマですが、当園で赤ちゃんが誕生したのはおよそ22年ぶりです。タイヤキにとっては来園初年度のうえに初産であったため、当初は人工哺育になる可能性も…と担当者側は憂慮えていました。
ですが、タイヤキ本人はほとんど動じることもなく、赤ちゃんを優しく受け入れて堂々たるお母さんぶりを見せてくれています。赤ちゃんも、出産後1時間もしないうちに立ち上がり、お母さんのおっぱいを探し始めました。翌日以降は授乳も確認でき、元気いっぱい跳ね回っています。
長らく子宝に恵まれなかった当園のラマ達ですが、止まっていた時間がようやく動き始めたかのようです。一般公開までにはもうしばらく時間がかかるかもしれませんが、その日が来るのをぜひ楽しみにしていただければと思います!
(ラマ担当 北本圭一)