保護鳥獣舎で飼育しているムササビたち。毎年、夜の動物園の時には縦横無尽に駆け回って、来園者のみなさまに姿を見せているのですが、日中は巣箱の中に入って休息しています。以前、当園のXでご紹介しましたが、暑い夏の時期は、1頭は巣箱近くの日陰などで休んでいることが多いです。暑い中、2頭で巣箱の中で重なって過ごすのは確かに辛いですよね…。
外に出てくるのはオスのダノなのですが、彼の寝相が毎度違うのでついつい作業中にのぞいてしまいます。ある日は尾を枕にしたり、アイマスクにしたり、抱き枕にしたり。巣箱の屋根の上で過ごしたり。いないなー…と周りを見渡すと枝に顎を置いて休んでいたり。ダノにとっては迷惑だと思いますが、このような姿を見るとついつい撮影してしまいます(笑)。しかし撮影しようと、そーっと近づいてもすぐに気配を感じて起きてしまいます…。最近は暑さも和らいできたのか日中に巣箱の外で姿を見る日が減ってきました。次は寒さに備えたモフモフのムササビに変身するはず!ムササビの動きや見た目で季節を感じれるのも面白いなと思いました。
(保護鳥獣舎担当 山本祥菜)
長いしっぽは抱き枕にぴったり!
ふわふわな枕にもなります♪
せまい場所も大好きです❤
ちょうどいい場所がこんなところにも!?