動物の様子

テンジクネズミの争い...

 当園では多くのテンジクネズミ(モルモット)を飼育していますが、そのうち6頭は昨年の4月に生まれました。この6頭はすべてオスの個体で、名前を木の種類からつけました。それぞれ、かしわ、とち、くぬぎ、けやき、ぶな、ならとつけました。この6頭は元々母親を含めた群れで飼育していましたが、オスということもあり現在はメスと別の部屋で飼育をしています(メスといると子供ができてしまうため)。
 しかし、テンジクネズミは縄張りや権力争いが起こるためオス同士での喧嘩が絶えません。強い個体を別で飼育してみましたが、その個体を除いた群れからまた強い個体が出て喧嘩をしての繰り返しです…。怪我をしたり体重が減る個体も出てきているため、現在は1つの獣舎を仕切って飼育しています。相性などもあるようですが、観察をしっかり行い、動物たちに少しでも快適に過ごしてもらえる様に試行錯誤しながら飼育していきたいです。
(ふれあい広場担当 大野るあ)

仕切る前

現在は仕切って飼育しています。