動物の様子

おかえり!

 年明けから保護鳥獣舎の工事が始まり、ムササビはこども動物センターのレクチャールームで過ごしていました。寒い冬の間、室内で過ごしていたので、「今年は暖かいな♪」と思いながら過ごしていたかもしれません。心なしか例年よりも全体的に毛のふわふわした感じが薄いような気がします。
 そしてこの度、工事が終わったので保護鳥獣舎に帰ってきました!夕方から少しずつ動き始めるので、日中、巣箱の中で休んでいる間に巣箱と一緒に移動しました。夜行性とはいえ、さすがに巣箱が動き始めると「様子がおかしい…。」と感じたのか、巣箱の中でごそごそと動いていました。台の上に巣箱を置くと、2頭が交代しながら巣箱の入り口から顔を出して外の様子を確認していました。ある程度確認し終えて2頭とも落ち着いたのか、巣箱の中へと帰っていきました。久々の外の環境でどのような動きをするのか見たいところですが、彼らが出てくるのは暗くなってから…。すぐに見ることができないのは残念ですが、以前の環境でまたのびのびと過ごしてもらいたいと思います。
(保護鳥獣舎担当 山本祥菜)