アオバズクの「まきちゃん」

　先日1羽の負傷したアオバズクが保護されました。その後、園内にある動物病院でのケアにより元気を取り戻し、エサもたくさん食べられるまでに回復しました。アオバズクは夜行性の鳥類であるため、体調が良くなった後は夜行獣舎で飼育することとなりました。
　ちょうど空き展示室が1つあったため、レイアウトや止まり木等の取り付けを工夫しながら、アオバズクにとって暮らしやすい展示室作りを行いました。完成した展示室に移動させた後は、徐々に環境に慣れてエサも食べるようになったため、晴れて皆さんにアオバズクの姿をご覧いただけるようになりました。名前は「まきちゃん」に決まりました。チャームポイントの黄色いお目目で愛くるしい表情をして、こちらを見つめてくれます。
　現在スネークハウス内の夜行獣舎では、アオバズクを含めた4種のフクロウを展示しています。「まきちゃん」をはじめとした可愛らしいフクロウたちの姿を見比べながら、観察を楽しんでいただければと思います。
(夜行獣舎担当　二宮幸三)