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動物の様子
他の羽は抜けちゃいました
残り1本の飾り羽
クジャクのオスと言えば、色鮮やかな飾り羽を扇状に広げるのが最大の特徴です。この飾り羽を左右や上下に振りながら震わせ、風切り音を出すことでメスを魅了します。通常3月頃からメスへのアピールが始まりますが、当園のインドクジャクのピター♂は、今年はいつもより早い時期から鮮やかな羽が見られ、それは7月に入っても続きました。これらの羽は7月中頃から抜け始め、多い時には1日に50枚の羽根が落ちていました。ピーク時には約120枚の羽根が抜け落ち、これで飾り羽根が全て抜け落ちたかと思っていたのですが、8月に入っても1本の長い尾羽が抜けずに残っています(8月24日現在)。例年であれば飾り羽はほぼ全て抜けている時期ですが、最後の1本が抜ける時が来るまで「待とうではないか」と日々観察を続けています。
残り1本の貴重な飾り羽です。暑い中ではありますがクジャク舎へ足を運んではいかかでしょうか。最後の1本があるか無いかは定かではありませんが、見ることが出来たらラッキーな1本になるかもしれません。
(インドクジャク担当 二宮幸三)