ヘビのスキンシップイベントを行なっているとき、つくづく思う事がある。スキンシップ用のシマヘビを持っていると、こども達が何ヘビ？とか、それ毒ヘビと聞いてくる事が良くある。その時、最近の子供はシマヘビやアオダイショウなど、見たことないのか？と疑問に思う事がある。たしかに昔より住宅地が増え、田んぼや畑が減少し、環境の変化や農薬の影響により、ヘビの生息数は減ってきているが、まだ公園や山などで見かけることがある。ただ、それが何ヘビなのか、安全なヘビなのか区別できないことを、不思議に思う。

小さい頃田畑を駆け回り、カエルやヘビを捕まえ遊んでいた事を思い出す。その遊びの中でカエル、ヘビの名前を年上のお兄さん達に教えてもらい覚えてきたのに、今は昔よりゲームや室内で遊ぶオモチャが発達し、外で遊ぶ事が余り無いのか、考えると少し残念である。しかし、私自身動物園に入るまで、カラスヘビのことを毒ヘビだと思っていた。爬虫類のカメ、日本産ヘビ担当になって2年目今だに爬虫類動物の飼育に慣れない、内緒の話だが、特にヘビは苦手だ・・・・あ～あ（苦悩）。