ユリカモメは繁殖期（2月から7月）には顔の羽が黒色に生えかわり、まるでアニメから出てきたかのようななんとも可愛らしい姿をしています。この時期の羽を夏羽（なつはね）といいます。繁殖期が終わると（8月から1月）真っ黒だった顔の羽が白色に生えかわり、冬羽（ふゆはね）といいます。その姿はまさに色白美人ならぬ色白美鳥！生えかわる間は白と黒のまだら模様をしています。

ここでマメ知識!ほとんど同じ顔をしているのにどうやって見分けているの?と思った方もいるのではないでしょうか。鳥たちの足に注目してみて下さい。それぞれ違う色の輪っかをつけています。これは足輪(あしわ)やマーキングと言われるもので、これで個体を見分けています。
現在は繁殖期に入っているためだんだん顔が黒くなっているユリカモメ。そのキュートな姿をぜひ見に来て下さい。その際は鳥たちをびっくりさせないようにご注意を!