愛媛県立とべ動物園

飼育日記

キーパー飼育日記

ぞくぞくとデビューしています!

5月、6月はふれあい広場のモルモットの出産シーズンでした。
モルモットは生まれた時から毛が生えており、目も開いています。
更に早い個体では生まれて2日目ごろから大人と同じようにニンジンなどを食べることもできる(もちろん母乳も必要です)ことから、当園では出産個体は隔離せずに、いつも通りの部屋で出産させています。
メスの部屋に1か月半ほどオスを同居させていたため、出産時期もバラバラで、5月以降は「今日は赤ちゃんが生まれているかなー」とドキドキしながらモルモットの部屋の掃除を始める毎日でした。

4月からふれあい広場の担当になったばかりで、いろいろと心配している担当者をよそにモルモットのお母さんたちはしっかりと子供を育ててくれ、今年はオス4頭メス3頭の計7頭が元気にすくすくと大きくなりました。
現在オス4頭はすでに母親と分け、ふれあい広場内側にあるオスモルモット部屋に移しているため、普段は残念ながら姿を見て頂く事ができません。

しかしこの子たちは7月下旬ごろからぞくぞくとふれあいイベントにデビューしており、イベント時間にはお客様に触っていただいています!
中でも見た目のインパクトが強くお客様に好評なのが“おこげ”という個体です。おこげ君はなんと白色と黒色にまっぷたつに綺麗に分かれている非常に珍しい柄をしています。
ふれあいデビュー当時は膝の上からの脱出を何度も試みていましたが、だんだんと膝の上でのんびりできる時間も長くなってきました。
他の3頭(える・おかき・とろ)もそれぞれ個性的でかわいい個体ですので、ぜひふれあいに来てくださいね♪

しかしまだまだ練習中で、急に膝の上で動き出したりして驚かせることもあるかもしれません。怖がらせないようにやさしくなでてあげてくださいね!
また広場では4月に生まれたウサギの子供もふれあいデビューしていますので会いに来てください♪

※日によっては子供が出ていないことや、出ていても休憩中などで触っていただけないこともありますのでご了承ください。