今月のアイドル

チンパンジーのマリー

今月のアイドル動物は、「チンパンジーのマリー」です。

 現在54歳のマリーは、1972年頃にアフリカで生まれ、19歳まで大阪の「ひらかたパーク」で過ごしたのち、とべ動物園で暮らして35年が経ちます。とてもおだやかで優しく、誰に対しても気を遣う性格です。
 「とべ動物園」には、群れのリーダーのロイを中心とした7頭のチンパンジーが暮らしています。マリーは他の個体とは血縁関係はありませんが、いつもロイのご機嫌をとったり、メスのグループでグルーミングをし合ったり、3歳になったスカイの遊び相手になったりと、とても優しいおばあちゃんチンパンジーです。特にスカイは成長するにつれて自己主張がだんだんと強くなり、マリーが食べようとしているリンゴを全身を使って奪い取るなど、マリーの優しさに甘えるような行動をすることもあります。マリーはそんなスカイに対して全く怒ることなく、優しく受け入れています。
 日本には、285頭のチンパンジー(2026年8月現在)が飼育されていますが、年齢順にするとマリーは上から7番目の高齢となります。今年の夏も暑い日が続いています。マリーが熱中症にならないよう、リンゴジュースを薄めた水で水分補給をしてもらうなど、暑さ対策も欠かせません。
 これからもマリーがずっと元気に過ごせるよう細やかなサポートを続けていきたいと思います。ぜひマリーに会いに来てくださいね。
(類人猿担当 濱田純基)