愛媛県立とべ動物園

飼育日記

ゾウキーパー奮闘記

#1 新コーナー始めました。

 みなさんこんにちは!新しい連載コーナーが始まりました。「新米ゾウキーパー奮闘記」ということで、タイトル通り、この4月からゾウの飼育担当になったキーパーの奮闘する(?)様子を更新していきたいと思います。
 さっそくですが、まずは簡単に自己紹介させていただきます。とべ動物園でのキーパー3年目、濱田と申します。3月までは中獣舎(ジャガー、ピューマ)などを担当しながらゾウの飼育作業をサポートする一員として2年間アフリカゾウたちと関わってきましたが、この度、4月からアフリカゾウの担当となりました。
 そもそもなぜこのコーナーができたのか・・・。
 ゾウの飼育、特にとべ動物園のように直接飼育(直接ゾウと同じ空間で接する飼育方法)では、たとえどんなにキーパーにやる気があったとしても、いきなりゾウを飼育することはできません。ゾウは体が大きく非常に賢い動物で、また、ゾウの家族は強い絆で結ばれているため、担当するキーパーもゾウたちとの信頼関係がないと安全に飼育することができないからです。今は、早くゾウに私の存在に慣れてもらうため、ベテランの椎名キーパーのもとでゾウと一緒に過ごす時間を作り、少しずつ距離を縮めている最中です。その様子や日々感じたことを、書き留めていこうということでコーナーを始めることになりました。
 今回は簡単に自己紹介とさせていただきましたが、次回以降は、ゾウたちと少しずつ信頼関係を築いていく様子やゾウ飼育のリアルな現場の様子、時には新米ならではの失敗談(笑)など、みなさんにお伝えしていきたいと思っていますので、よろしくお願いします!
(アフリカゾウ担当 濱田純基)