キーパー飼育日記
まさか今シーズンも...
ヒクイドリ(左)とパプアヒクイドリ(右)
新型コロナウイルス感染症が広がりをみせ、世界中で蔓延するだけでなく、高病原性鳥インフルエンザが2シーズンたて続けに発生し、それも愛媛県内での発生とは全く予想だにしませんでした。
とべ動物園では鳥インフルエンザ対策として、オーストラリアストリートのエミュー・ヒクイドリ舎はしばらくの間は展示を中止していました。先月9日に、県内の警戒レベルが下がったこともあり、ようやくエミュー・ヒクイドリ舎の展示も再開されたのですが、未だ一面防鳥ネットで覆われているところです。
前シーズンと同様に、鳥インフルエンザウイルスを運んでくる可能性のある渡り鳥が戻って行くまではこの状態を継続し、このネットが撤去される目安の時期としては、ゴールデンウィーク辺りになるのではないかと思われます。
まさか今シーズンもこんなことになるとは思いませんでした。
防鳥ネットが取り除かれるまでは見えづらいとは思いますがご理解ください。
(エミュー・ヒクイドリ担当 赤尾龍欣)
一面防鳥ネットを張っています。
ヒクイドリ
パプアヒクイドリ