愛媛県立とべ動物園

お知らせ

コジュケイ

 令和元年5月7日にコジュケイが2羽孵化しました。4月にバードパークの担当になったばかりで、何も勉強をしていなく、ゴールデンウィークの慌ただしい中での出来事でした。
 1900年代初頭にペットとして移入された個体が逃げたり放鳥されたりして定着したと言われています。
繁殖時期に聞かれる「チョットコイチョットコイ」という大きな声は、その辺の山でもすっかりお馴染みではないでしょうか?雑食で種子、果実、昆虫などを食べています。卵は17日から19日程で孵化し、オス・メスが協力して育雛し、生後1年で成熟するといわれています。
 7日に孵化した2羽は親鳥が一生懸命育てていたのですが、残念ながら2羽とも死亡してしまいました。来年は無事に育つようにバードパーク内の環境を工夫して繁殖が成功するよう頑張りたいと思います。
(コジュケイ担当 好永多希)