愛媛県立とべ動物園

お知らせ

保護鳥獣舎の仲間たち

 ふれあい広場の隣りにある保護鳥獣舎は、ケガなどで保護された野生動物の復帰準備をする施設でもあります。4月にはコガモ、5月にゴイサギ、6月にヒヨドリが新しく仲間入りしました。現在は8種9頭の動物が暮らしています。
 意外にも保護鳥獣舎にはたくさんの動物がいますが、ゴイサギを見たことはありますか?担当をしている私でも見かけることは少ないです。ゴイサギは夜行性のため、日中は木に隠れて過ごしています。私は、ゴイサギが隠れることを知らなかったので、最初はどこにいるのかとすごく探してしまいました。いつも獣舎横にある花壇側の木に隠れて、葉の影から目だけ見えていたりしますので探してみてください。
 一番最近やってきたヒヨドリは園内の病院から移動してきました。野生に戻れるよう獣舎で飛び回る練習を日々行っています。ですが、とても人に慣れていてご飯を肩に乗って食べたり、掃除中には頭に乗ってきたりと少し心配なところが…。獣医さんに大切に育てられたのですが、野生復帰のために警戒心を持たせるにはもう少しかかりそうです。
 獣舎内の動物たちが一日でも早く野生に戻れるようにお手伝いをしていきたいです。
(保護鳥獣舎担当 西森明弥)

ゴイサギの目!

ヒヨドリ