愛媛県立とべ動物園

お知らせ

日よけの設置

 四国地方は梅雨入りし、雨の日の多い季節となりました。
 しかし、晴れた時の陽射しは日増しに強くなってきて、動物たちの暑さ対策も必要となってきました。特に寒い地域で暮らす動物にとって、夏の日差しは時に、命に関わる事態を招きます。ましてや、極寒の地で暮らすホッキョクグマには、夏の直射日光は大敵です。
 そこで先日、ホッキョクグマのバリーバの運動場に、日よけ(寒冷紗(かんれいしゃ))を設置しました。これで暑い夏の日差しが、バリーバに直接あたることはありません。
 今年で30歳となるバリーバですが、衰えはまったく見られず、食欲も旺盛です。これから増々暑くなってくる南国愛媛ではありますが、バリーバには少しでも快適に過ごしてもらいたいと思います。
(ホッキョクグマ担当 髙市敦広)