愛媛県立とべ動物園

お知らせ

マントヒヒの優しさを探そう!

くつろぐアンリ

 現在、とべ動物園ではオス6頭、メス8頭のマントヒヒを飼育していますが、その中には、障害を持つ個体が2頭います。メスのアンリ(17歳)は闘争が原因で右後肢を失いましたが、群れの中では活発な女子です。メスのイブナ(11歳)は生まれつき目が見えない個体です。イブナは移動の時や採食の時はいつも手探り状態で行動し、食べる時には嫌いなニンジン以外は素早く頬袋に詰め込んでいます。部屋への出入りの時は、オスのボンズ(19歳)がイブナに寄り添い、優しく面倒を見ています。
 マントヒヒのオスは見た目は少し怖い感じですが、実は非常に優しい心の持ち主です。ヒヒ舎の前には個体識別表を掲示していますので、個体を探しながらゆっくりと観察をお楽しみください!
(マントヒヒ担当 三根生康幸)

イブナとボンズ

イブナ