愛媛県立とべ動物園

お知らせ

早くみんなに会いたいな

 鳥インフルエンザ対策のために保護鳥獣舎のコガモ、カルガモ、ウミネコ達が避難生活を送り始めて約2ヶ月。皆さんに会うことができなくなっている彼らの近況をご報告したいと思います。
 彼らが今過ごしているのは、皆さんが入ることができない区域にある「保護棟」という建物です。最初は、いきなり連れてこられた慣れないお部屋にかなり緊張していたようです。さらに1週間後、隣のお部屋にコンドル夫妻が鳥インフルエンザ対策のために避難してきました。今まで見たこともないような大きな鳥が大きな動きをするたびに、保護鳥獣舎の面々は動きが固まっていました。
 こんな状況での避難生活ですが、徐々に慣れてくれたようで、今のところは目に見える体の不調もなく過ごしてくれています。ですが、鳥類の体調変化は分かりづらく、気付いたときには手遅れということもあります。まだまだ続く避難生活。気を抜くことなく彼らの健康に気を配ってあげられたらと思います。そして、鳥インフルエンザが落ち着いた頃にはまた元気な姿をお見せできたらと思っています。
(保護鳥獣舎担当 北本圭一)

こんな感じで過ごしています

お隣さんはコンドル夫妻