愛媛県立とべ動物園

お知らせ

暑い夏を乗り切るために

笹をハサミで切り落として粉砕します。

 当園では3頭のレッサーパンダを飼育しています。(オス2頭メス1頭)レッサーパンダと言えば笹を食べる(当園では孟宗竹を与えていますので正確には竹の葉です)動物と連想してもらえると嬉しいのですが、6月頃から8月頃までは笹の採食量が急激に落ちてしまい、お腹の調子が悪くなりやすい時期なのです。
 そこで数年前から笹の粉を朝、夕のエサに振りかけて笹を食べてもらう工夫をしています。笹の粉を作るためにはハサミで軸が入らない様に一枚一枚丁寧に切り取りミルサーで粉砕します。笹の粉は労力のわりに少ししか出来ませんが色々な作業の合間に2日分くらい冷凍ストックができるペースで作っています。時にはその笹の粉を使ってリンゴ、水、ペレットでスムージーを作ることもあります。
 笹の採食量が落ちてしまう時期は少しでも笹を食べてもらえるように担当者はせっせと笹の粉を作っています。
(レッサーパンダ担当 二宮香澄)

コウメちゃんおやつに期待!

笹の粉をトッピングしたリンゴをおやつの時間にあげてみました。

もぐもぐもぐ、左利きだよ!