愛媛県立とべ動物園

お知らせ

メイが少しでも楽しめるように

 アカカワイノシシの担当になり半年が経ちました。今年の4月早々に16歳と高齢であったフウ(メス)が亡くなり、5歳の息子のメイ(オス)だけになってしまいました。
 単身生活で少し寂しいですが、一日の中で少しでもメイが楽しめるように、朝掘り筍を与えたり、ゾウへ贈られてくるスイカやメロンのお裾分けをして貰い、食べる楽しみを増やしたり、当初は私からのアプローチも半信半疑でしたが、体全体のブラッシングも気持ち良く受け入れてくれて、今ではメイ自らゴロンと横になるようにまでなり人と接する楽しみにも挑戦しています。
 これまで数々の動物を見てきて、あくまでも私の持論ですが、イノシシは笑います。ぜひ皆さんも動物たちを見て笑顔になって下さいね。(笑)
(アカカワイノシシ担当 松浦友貴)