今回紹介するのは、オーストラリアストリートで飼育しているアカカンガルーの群れです。オス6頭メス11頭の合計17頭の群れがまったりと、時には激しく元気に過ごしています。この17頭の群れは、今年2月21日にメインの群れ8頭とサブの群れ9頭が一つになりました。メイン群れにはオスが多く、メスの数が多いサブ群れが加わることで、群れの中は活発になりました。
　その訳はオス同士がメスを射止めるために、最近では見る機会が減っていたカンガルーボクシング（力比べ）が頻繁に行われるようになったからです。そしてその横ではメスとの交尾のチャンスを伺う別のオスの姿もあります。
　これからどんどん賑やかになっていく新たな群れを見守りたいと思います。この群れには2022年に人工哺育で育ったカンガルーの「ジャンプ」がいます。今ではすっかり群れでの生活に慣れている姿はうれしくもあり、少し寂しい気もします。
　さあ！子育て・ボクシング・昼寝姿と様々な姿に会えるカンガルー舎へみんなも跳んで行かなくっちゃ♪
（アカカンガルー担当　山﨑洋介）