愛媛県立とべ動物園

お知らせ

見晴らし台を製作しました!

足場板の上であくびをするラフ

 動物たちが日中過ごしているパドックの整備も飼育員の大事な仕事の1つです。今回、ジャガーやピューマが生活している中獣舎で暮らす動物たちのために、見晴らし台を新たに製作しました。製作したのは中獣舎の左側のパドックと中央のパドックの2ヶ所です。2段構造のシェルターの上の段から木材を設置して観覧通路の方向へ足場を伸ばしていき、地上から3mほどの高さから周囲を見渡せるような台を設置しました。
 頑張って作りましたが実際に使うかどうかは動物たちの自由です。使ってくれるかな?見向きもしてもらえなかったらどうしよう…という不安をよそにジャガーもピューマも気に入ってよく使ってくれているようです。
 今までは動物たちを見下ろすアングルになりがちでしたが、今回高台を作ったことで下からのぞき込むような見方ができるようになりました!今までとは違ったアングルから動物たちを観察することで新たな発見があるはずですので、ぜひジャガーやピューマの表情や仕草に注目してみてください!
(中獣舎担当 広田祐己)

足場板の上で尻尾を垂らしながら休むミワ

上から見下ろしている佐助

隣のパドックをのぞき込むミワ

上からのぞき込む佐助