愛媛県立とべ動物園

お知らせ

アカカンガルーの群れたち

奥からナナイロ、フミ、コマメ

 現在アカカンガルーの群れは20頭となっており、その中に初めて出産をした若いお母さん3歳『スピカ』がいます。昨年10月17日に『ヒカリ』を出産しました。出産時は2歳11か月、初めての子育てということで心配しましたが、子どもたちは無事に育っており、現在アカカンガルーの群れでフミ、コマメ、ヒカリ、そしてご紹介が遅れましたが、昨年5/19にお母さん「アム」から顔出ししたナナイロの計4頭の子供たちが育っています。どの子も特徴があり、フミはふさふさの毛質で、ナナイロは雌なのに赤が強い毛色(一般的にアカカンガルーは雄が赤い毛色で、雌はグレーっぽい色)見た目ナナイロは男の子だろう!と思わせる赤色をしています。コマメはお母さんの袋を開けての授乳中にお母さんに舐められるため、背中がハゲています。ヒカリは母親スピカ同様美人、美カンガルーです(笑)。
 群れの中で一番大きな雄『ウニ』の体重は60㎏オーバーしており、一方、一番幼いヒカリは2.5㎏くらいでものすごい体格差を感じます。
 踏みつぶすのではないかと心配になりますが、大人の雄たちみんな子供たちに優しいので大丈夫です。そして子供たちにモテモテ!休む時はお母さんと寄り添わず、お父さんたちと添い寝をしており、見ていてほっこりします。そんな愛らしいカンガルー達にぜひ会いに来てくださいね。           
(カンガルー担当 松浦友貴)